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竜馬の居眠り堤~信、任、疑、認(その1)

現在NHKで放送中に「龍馬伝」、その第2話か第3話に、
龍馬が、堤防の工事で、悪戦苦闘するシーンが出てきます。

人夫が喧嘩ばかりして、龍馬のいうことを聞いてくれず・・・ということで。



堤防工事の話は、司馬遼太郎「竜馬がゆく」の第三巻にも出てきます。

が、こちらは、全然悪戦苦闘している様子では描かれていません。

竜馬、めっちゃ楽してます。


こんな感じです。

以下、「竜馬がゆく」第三巻より。


工事は、十区ほどに分け、竜馬は、そのうちの一区の長になった。
人夫はおよそ百人もつかう。

各区、競争になった。ところがどの区でも、人夫は隙あらば怠けたり、喧嘩沙汰をおこしたりして、
容易に工事はすすまない。
各区の責任者は、ときには刀をぬいておどしたりした。

竜馬は、具同(ぐどう)村の堤防が、持ち場である。

ここだけは、ばかに早く進んだ。

普請奉行池田虎之進(この仕事を坂本竜馬の父八平に頼んだ人物)はふしぎでならず、
何度か見回りにきたが、来るたびに、もっと不審に思うことがある。

竜馬はいつも、松の木によりかかって膝を抱いて居眠っているのである。

「ほんまに」

竜馬もふしぎであった。自分の区の人夫だけは、いきいきと土を運んだり、石を積んだりして、
しかもじつに陽気なのだ。

他の区より、半分の日数で仕あがってしまった。

池田虎之進がくわしく訊くと、竜馬はまず仕事の責任者を巧みにえらび、それぞれ分掌させ、
競争させた。

「あとは、なにもせんのか」

「毎日出来ぐあいを検分して、褒美をやります」

この堤は、「竜馬の居眠り堤」という名で、土地ではいまだに語り伝えている。

以上

まぁ、あくまでも小説の中の話で、どこまで実際の話だったかは疑問ではありますが、
マネジメントのポイントを学ぶには良いネタではないかと思います。


まず、人の能力をちゃんと見る目がリーダーには求められるということ。

そのうえでの適材適所ということです。


竜馬の場合でいえば、小さなグループのリーダーにふさわしい能力を持った人を見抜けていたということ。


現実の組織でいえば、リーダーにふさわしい能力の人材だけを見抜けば足りるということではないでしょう。

また見抜けたとして、さまざまな事情により適材適所が出来ない場合もあるとは思います。

が、まずはリーダーとしてメンバーの能力をちゃんと見極められるというのは必要なことです。


あとこの話には2,3マネジメントのポイントがあると思います。

が、今日は長くなったので、ここまでにします。

明日以降でまた書きます。
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宇井 克己

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