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勝間和代氏に贈る~竜馬流議論の心得

勝間和代さんという方をご存知でしょうか?

私は、本を何冊も出している方で、
熱狂的なファンがカツマ―と呼ばれているという程度にしか知りませんでした。

その勝間さんが大変なことになっています。

BSジャパンの番組『デキビジ』で元2ちゃんねる管理人の西村博之氏との
議論の仕方、議論の内容が物議をかもしているのです。


議論の様子は、YouTubeにアップされていたので、見るには見ました。

勝間さんに興味があったわけではありませんが・・・。


確かに、「おもしろい」議論ではありました。

お互いに話を聞かずに、自己主張をして、相手を打ち負かそうとする・・・。

(お互いではなく、人によっては、勝間さんだけが、
そのようにしていたと感じている方もいると思います)


私からのこれ以上のコメントは避けますが、
司馬遼太郎の本からの抜粋を二つ掲載したいと思います。


(ちなみに、YouTubeの動画は現時点では削除されていて、見ることができません。)




司馬遼太郎「竜馬がゆく」第4巻より

清河八郎が暗殺された直後、竜馬が、そのことを新選組の藤堂平助から聞くシーンの一節。

「清河は、卓抜すぎるほどの批評家で、同志の無能を憎み、相手の慎重を怯懦(きょうだ)とし、
 しかもそれを攻撃する論理、表現はアイクチのようにするどく、相手が参ったといってもやめず、
つねにトドメを刺すところまで言及した。

のこるのは、恨みだけである。

よほど大事の瀬戸ぎわでないかぎり、座興の議論などに勝っても仕様がないものだと
竜馬はおもっている。

相手は決して負けたとはおもわず、名誉を奪われたとおもう。
いつか別のかたちで復讐するだろう。」

以上



同じく「竜馬がゆく」第8巻より

大政奉還について幕臣の永井尚志と話をするシーンからの一節。

「すでに議論は煮えつまった。あとは結論か、最後の言葉があるのみである。
この場合、おなじことを中岡慎太郎がいえば、目を瞋(いか)らせ、

『永井殿、足下は日本をつぶして徳川家だけが生き残ろうというご魂胆か』
 と、舌鋒するどく切りこんだであろう。

中岡は当代もっともすぐれた論客の一人だが、その議論はあまりにも堅牢で
しかも鋭利すぎ、論敵に致命傷を与えかねない。

 が、竜馬は、議論の勝ち負けということをさほど意に介していないたちであるようだった。

むしろ議論に勝つということは相手から名誉を奪い、恨みを残し、実際面で逆効果になることが
しばしばあることを、この現実主義者は知っている。」

以上

本当にその通りだと思います。個人的には、すごく好きな考え方です。

実は、私、以前は議論好きだったんですよねぇ~。
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