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上司への報告は結果から?~豊橋商工会議所「新任係長・リーダー養成講座」

本日は、豊橋商工会議所で「新任係長・リーダー養成講座」と題した講座を行ってきました。


豊橋商工会議所「新任リーダー・主任養成講座」①


その中で、一つ伝えたこと。

「リーダー・係長の立場としては、部下の立場として上司のサポートをする必要がある。
いわゆるリーダーシップに対して、フォロワーシップを発揮してほしい」

という流れの中での報告のしたかについて。


豊橋商工会議所「新任リーダー・主任養成講座」①



世間一般的に言えば、報告の仕方として、「報告は結果からまず伝える」と言われます。

間違いではありません。

が、こう考えたほうが、上司が求める結果からの報告がしやすくなります。


「報告は、上司が一番知りたいことから伝える」と。




たとえば、今日のような研修を受講した部下が上司の研修の報告をするとしたら、

上司が一番知りたがっていることってなんでしょう?

大抵の場合は、研修を受講した部下が、
「今後、マネジメントとして何をどう変えていくのか」
をどう決めたかということでしょう。


上司が、部下に研修を受けさせる指示の目的は、
大抵は、「研修を受けて、学び、仕事の仕方を変えること」ですから。


しかし、もし上司の指示の目的が
「研修講師の質を確認してきてほしい」であったなら、

部下は、「何を学び、何を変えようと思っているか」を先に報告してはいけません。

当然、この場合は、「研修講師の質がどうだったか」を真っ先に報告すべきです。


いずれにしろ、結果からの報告にはなるのですが、
その求められる結果が何か、つまりは上司の指示の目的は何かによって、
最初に報告すべき結果の内容は変わってくるということです。


これを実践するためにも、
「報告は結果から」というよりは、

「報告は、上司が一番知りたがっていることから」といったほうがいいと思います。

これを意識することで、
「上司は何を目的にこの仕事を指示しているのだろう」という
意識も高まります。
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テーマ : ☆経営のヒント☆
ジャンル : ビジネス

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宇井 克己

Author:宇井 克己
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組織変革コンサルタントの宇井です。

「人」および「人と人との関係」を企業における最大の資源と捉え、その資源の価値を最大化するサポートと、

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